ゆるキャラの挽歌[Billy Gibbons]
2008/02/29
こんにちは!
今日は僕の大好きなギタリストの一人なんで前置きは無しで。^^
ロックンロールが大好きでギターの腕を上げた男がテクノだろうとブルースロックであろうと、ジャンルで他人に区分けされても本人は凄腕のギタリストでただのロックンロールをプレイしてるだけなんだから形容詞はもうどうでもいいよ。
ジョニー・ウインターもクラプトンも凄腕のブルースギタリストだがやってる音楽のジャンルはデルタブルースやシカゴスタイルとは違ってる。
ハードロックやパンクロックなんぞはギター弾きにとってはただのジャンル。意味ねー。
もちろんBilly Gibbonsもはギタリストのトップクラスに君臨し全米の10代から60代までの保守的なガテン系に支持されている。(大統領選かよ?)
しかし最近は以前より仕事してない。^^
何でもアメ車の催し物で横浜にやって来たり、はたまた本国では準レギュラーでシリアスな犯罪ドラマ(Fox系)に出演したりなんともマイペースだ。
まぁ。3人組ですからね。5人もいるエアロスミスよりはギャラの配分は高いでしょうが。。
さてZZ-Topの80年代のバンドサウンドでは70年代からのややクリーンな彼のクランチ中心のサウンドから変化が顕著に現れている。
80年代のヒットをガンガン飛ばしていた時期はかなり倍音を強調したへヴィな歪み中心のスペーシーな音作りである。。
同郷の後輩でもあるエリック・ジョンソンのヴァイオリントーンほどではないがピックのアタックでヴォリュームを自由自在に操り、流れるようなボトルネックプレイ。
絶妙なピッキングハーモニクス(EMG系のPUでは絶対出ない生々しい音)
コピーするのはかなり難しい。要するにリズムが彼のリズムであるから。
彼の使用するギターはカスタムメイドが多いが(レイヴォーンにもプレゼントした)メインで使用しているのは伝家の宝刀Gibson "Pearly Gates" Les Paulです。これは59年製のオリジナルレスポールでこの名を冠したピックアップがセイモアダンカンから発売されています。
何でもピッキングハーモニクスがヒュンヒュン出るそうですが。^^
僕はハーモニクス系全般に関して思うのですがあれは本人のテクニックではないのかと・・。
だってピックアップを換えてもダメなもんはダメでしょ?
しかしテキサスと言う殺し文句は利きますね。
テキサスレンジャーは保安官とはちょっと違うらしいんですが。
子供たちの憧れの的なんですよ。