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  • 癲癇

    2009/11/25
    Cheap Trickは僕がまだベイシティローラーズなんかに興味を持っていたころに東京ローカル番組の"ぎんざNOW!"で紹介された。
    もう、まったくの無名であったにも関わらず(それ以降の)デビッド・シルビアン率いるJAPAN同様にミーハーな女子学生のファンの力で武道館公演→逆輸入武道館ライブLPが全米で大ブレイクと、突然もっとも旬なバンドへと変貌をとげ、初期のガソリンは日本産となっている。

    彼らの影響を公言している人は多いだろうが、僕は今まで大きく勘違いしていた。
    このPVやリック・ニールセンのインタビューを聞くとわかるが、ひとりの人間の二面性をグループ構成で表現している。
    ハンサムなトムとロビンの横で妙な格好をした男が踊っているという構図は紛れもなく人間の内面と外面のギャップである。
    ラブソングを切なく歌い上げても癲癇なくして何を語れと言うのだろう。
    そうでなくても癲癇は内面世界に必須である。ハンサム役では出来るはずもない。
    これは偶然か、作為的にか計算された舞台芸術なのである。


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